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RPAとAIエージェントの違いは何か?

RPAは「決められた手順を正確に繰り返す」自動化で、入力ルールが明確な定型業務に向いています。一方AIエージェントは、状況に応じて判断しながらタスクを実行できるため、例外処理や非定型的な業務にも対応できる点が大きく異なります。
それぞれの得意領域
RPAは、決まった画面操作やデータの転記など、手順が変わらない業務において高い安定性を発揮します。一方AIエージェントは、問い合わせ内容に応じて対応を変える、複数の情報源を参照して判断するといった、状況判断を伴う業務に向いています。ただし、AIエージェントは判断の精度管理や誤動作時のチェック体制が別途必要になる点に注意が必要です。
組み合わせて使うという選択肢
- 定型部分はRPAで確実に自動化する
- 判断が必要な部分だけAIエージェントに任せる
- 誤動作時に人が介入できる仕組みを用意する
どちらか一方を選ぶのではなく、業務の性質に応じて組み合わせるハイブリッドな設計が、実務では最も現実的な選択肢になることが多いです。
例えば経費精算業務であれば、領収書の読み取りや金額の転記はRPAが担当し、内容に不備がある場合の判断や差し戻し文面の作成はAIエージェントに任せる、といった役割分担が考えられます。
また、AIエージェントを導入する際は、判断結果を人が確認できるログを必ず残す設計にすることが重要です。誤った判断が積み重なった場合に、原因を追跡できるようにしておく必要があります。
加えて、どちらの技術を選ぶ場合でも、導入後に業務内容が変わった際にメンテナンスできる担当者を社内に確保しておくことが、長期的な運用の鍵になります。
技術選定だけでなく、運用体制まで含めて検討することが重要です。