外国人労働者はなぜ日本を選ぶのか

Jan 26, 2026円安・物価高でも「日本で働きたい人」が増えている理由


最近、
「円安や物価高の影響で、日本は外国人に選ばれなくなった」
という声を聞くことがあります。

しかし、実際には日本で働く外国人の数は増え続けています
現在、日本では約230万人の外国人が在留資格を持ち、仕事をしています。

では、なぜ多くの外国人が今も日本を目指すのでしょうか。

日本での生活が選ばれる理由

「安全に暮らせる国」という魅力

中国出身で、日本に15年以上住んでいる林さんは、
日本の一番の魅力は安全な生活だと話します。

中国では、
・子どもだけで外で遊ばせるのが難しい
・登下校には親の付き添いが必要
という環境があります。

一方、日本では、
子どもが一人で通学し、公園で遊ぶこともできます。

林さんは、
「物価は上がっているが、日本の安心できる生活は大きな価値がある」
と感じています。

特定技能2号が注目される理由

働きながら日本に長く住める制度

外国人が日本を選ぶ大きな理由の一つが、
特定技能制度の存在です。

特定技能は、人手不足の分野で働く外国人を受け入れる制度で、
その中でも特定技能2号は特に注目されています。

特定技能2号のメリット

家族と一緒に日本で暮らせる

特定技能2号には、他の在留資格にはない大きなメリットがあります。

・配偶者や子どもを日本に呼ぶことができる
・在留期間の更新に上限がない
・長く働けば、永住資格を目指すこともできる

そのため、
技能実習 → 特定技能1号 → 特定技能2号
と、段階的にステップアップを目指す外国人が増えています。

「2号で働きたい」と考える外国人は多い

調査結果から見える高い意欲

調査によると、
特定技能2号を知っている外国人の8割以上
「2号で働きたい」と答えています。

特に、
「強くそう思う」と答えた人は約6割にのぼり、
前年よりも増えました。

この結果からも、
特定技能2号が外国人にとって大きな目標になっていることが分かります。

企業にとってのメリット

日本語ができ、長く働いてくれる人材

特定技能2号は、外国人だけでなく、
受け入れる企業側にもメリットがあります。

2号の試験では、
高い日本語能力や専門知識が求められます。

そのため、
・日本語でしっかり話せる
・仕事を理解している
・長く働いてくれる

このような人材が会社に残ってくれることは、
企業にとっても大きな安心材料です。

日本は本当に「選ばれない国」なのか

データが示す現実

実際の数字を見ると、
日本で働く外国人は1年間で25万人以上増加し、過去最高となりました。

日本全体で増えた就業者のうち、
約6割が外国人です。

また、
「今の在留資格が終わっても、日本で働きたいか」
という質問に対して、
9割以上が「働きたい」と答えています。

日本が評価されるもう一つの理由

差別が比較的少ない社会

日本が選ばれる理由として、
差別が少ないことも挙げられています。

欧米では、
外国人に対する強い差別や危険な事件が起こることもあります。

それに比べて日本は、
・日常生活での差別が少ない
・安心して働ける
と感じる外国人が多い国です。

これからの日本と外国人労働者

共に働き、共に暮らす時代へ

物価高や円安が進む中でも、
日本で働き、生活したいと考える外国人は増えています。

安全な社会
働きながら成長できる制度
長く住める可能性

これらが、日本が今も選ばれている理由です。

これからの日本は、
外国人労働者を
「一時的な人手」ではなく、
社会を支える仲間として考えることが、ますます大切になります。