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人による目視検査とAI画像検査の精度の違いは?

目視検査は検査員の経験や体調によって判定にばらつきが生じやすいのに対し、AI画像検査は一定の基準で常に同じ精度で判定できる点が大きな違いです。ただし、AIの精度は学習データの質に大きく依存します。
それぞれの強みと弱み
目視検査は、想定外の不良パターンにも柔軟に対応できる強みがありますが、長時間の検査による疲労や、検査員ごとの判定基準のばらつきが課題です。AI画像検査は、学習した不良パターンに対しては高い一貫性を発揮しますが、学習データにない新しい不良パターンへの対応は別途モデルの更新が必要です。
並行運用という進め方
- 導入初期は目視検査とAI検査を並行運用する
- 判定結果を比較し、AIモデルの精度を検証する
- 新しい不良パターンが出た際はモデルを更新する
導入初期は目視検査と並行運用し、判定結果を比較・検証しながらAIモデルの精度を高めていく進め方が現実的です。
例えば、傷や汚れのように形状として現れる不良はAIが得意とする一方、においや微妙な硬さの違いといった感覚的な判定は、現時点でも人による検査が必要な領域として残ることがあります。
また、AI画像検査を導入した後も、最終的な出荷判断には人が関与する体制を残しておく企業様が多くあります。AIによる一次スクリーニングと、人による最終確認を組み合わせることで、精度と安心感の両方を確保できます。
加えて、AIモデルの判定基準は、目視検査での「暗黙知」を言語化・データ化するプロセスを経て構築されます。ベテラン検査員の知見を、退職や異動によって失う前にモデルに反映しておくことにも大きな意味があります。
人とAI、それぞれの強みを活かした体制づくりを心がけています。